バブル崩壊直後の転職と景気。
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[ころえもんカフェ]
無鉄砲。不用意。
向こう見ず。
私の転職童貞の捨て方は、若気の至りまみれでした。決意した時点で22歳。
でも、実はその前にも「小説家になりたいから」(あ痛痛痛…)
との理由で真剣に上司に言ったこともありました。
さすがに血相を変えて止められましたね。
(その上司のこと嫌いでしたが、この事だけに関しては今の私から感謝を申し上げます‼︎)
なので、小説家→デザイナーに方向性を変えただけ、まだ現実性を考えられるオトナになったんです。
デザイン系学校を出ているだけでも充分現実性が高いw
世の中の小説家の数とデザイナーの数と比較しても現実味は高い。
(その前に才能)
次を決めていないとはいえまだマトモ。
職場の大先輩(当時42歳)に言われたことを覚えています。
「今、有効求人倍率めちゃくちゃ下がってる時だよ?今は転職しない方がいいのに、大丈夫?」
心配してくれてありがとうございました!その時は脅しのようにも聞こえましたが。
私からすると
【子供の頃から絵を描いたりが好きで→デザイン系の学校を卒業した→その仕事やりたい】
…この一本線の上に
「会社の意向で配属された、違う部署での仕事」がドーンと居座って邪魔してる状態でした。
ついでに長時間労働で毎夜21時やひどいと23時まで働く日も多かった。
「同じ長時間働くのなら、どうせなら・・好きな仕事したい…」との思いがどんどん強くなりました。
「有効求人倍率が悪い時に…」と言った大先輩!
その後、有効求人倍率は
グングン!グングン下がっていくんです!
転職どころか新卒でも就職氷河期というやつが来るんです!
のちに言われる『失われた10年』の始まりなんですねーっ。
もしも
あの時を逃していたら。
「下り坂のてっぺん」1993年。23歳。
景気動向・・・
職種未経験での年齢のギリギリさ・・・
あの時を逃していたら。
デザインの仕事につけていなかった。
若気パワー。
向こう見ずパワー。
勢いだけで転職を決めた。